北方謙三『楊令伝6 徂征の章』 | サザエさんとかの感想ブログ

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2010年 06月 04日

北方謙三『楊令伝6 徂征の章』

北方謙三『楊令伝6 徂征の章』

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殺し尽くす戦いにより心の傷ついた兵を立て直す童貫。北と南の争いの間に確かな力をつけた梁山泊、そして己を取り戻しつつある楊令。2人はそれぞれ、決戦の時を感じていた…

大きな戦いのあとのインターミッション巻。童貫が王進を訪ねたり、秦明の子供と立ち会ったり、ビンビンに死亡フラグを立てていましたが、いやまだ岳飛じゃ後釜には物足りないよ。大丈夫か?

最萌キャラ。呉用再生の巻でもあったのですが、呉用は何度か最萌取ってるはずだからということで”聞煥章”で。こいつは萌えの中でもピーキーな”惨め萌え”です。元々は鳴り物入りで青蓮寺に来た切れ者って感じだったのですが、扈三娘に対し十年…いや二十年?ストーカーやり続け、とうとう子供をエサにお母さんをファックるというスーパー下衆い行為に出る。その最期は、憧れの扈三娘にお口でキノコ狩りされるといううひゃあフィクションの世界ではよく見るけどこれ何度見てもヒヤッとするわー展開。

大体コイツ、確かに能力はあるみたいだけどなんか活躍シーンは印象に残らない。残っているのは顧大嫂に適当に脚、奪われるところくらいですよ。なんかプロ野球にいるわこういう最初は騒がれて、そこそこ成績だしてるんだけど、なんか記憶に残るのは悪いところばっかりって選手。

童貫がギュンギュン死にそうですが、物語はまだまだ長く続くはず。どうなるのか。

by t_takeken3 | 2010-06-04 23:59 |

總結
北方謙三的《楊令傳6 徂征之章》描繪了在激烈戰爭後,童貫努力重建受創士兵的心靈,梁山泊在北南爭鬥中逐漸強大,而楊令也在尋找自我。故事中,童貫與王進會面,並與秦明的孩子互動,暗示著未來的危機。角色呉用在本卷中再次受到關注,雖然他曾多次受喜愛,但其行為卻顯得極為卑劣,尤其是對扈三娘的長期追求,最終以悲劇收場。整體而言,這一卷是大戰後的過渡,角色們面臨新的挑戰,故事仍在持續發展,讓人期待接下來的情節走向。